お前が好きなのは俺だろ?


「あたしミルクティーとミルフィーユ。」



相変わらずの組み合わせだな―……智香は。



「未来は?」



「あ、あたしはアップルパイと紅茶で」



あたしもいつもと同じものを頼む。



「ふぅーん。未来ちゃんって、やっぱりリンゴ好きなんだ?」



「へ?」



「ほら、俺の家に来た時もリンゴ美味しそうに食べてたし」



「あぁ―……」



花ちゃんの為に剥いたリンゴだったんだけど、ついついあたしもたくさん食べちゃったんだよね。



だって、リンゴ好きなんだもん。



「は?なんで未来がこいつの家に行ってんのよ」



あっ、そう言えば智香には話してなかったんだった。



その日は一ノ宮君とのことで頭がいっぱいで、話すの忘れてた。



って言っても、あの夜のことも話せてないんだけど……




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