お前が好きなのは俺だろ?
「み―ちゃん、この人は私が担当させてもらっている上司さんでね―……」
あ、そうだ。
お母さんの上司の人だ。
何回かお母さんを家まで送って来てくれたことがあるから、見たことがあると……
……で。その上司さんがなぜに我が家に?
とにかくどうでもいいから、早く部屋に上がりたい。
傷心の心を早く一人の部屋で癒したい……
「実はお母さんね、この人と再婚しようと思ってるの~♪」
「へ――……って!再婚!?」
まさかの言葉に、凄い大きな声を出していた。
さ、再婚って……
「突然驚かせてしまってごめんね」
そっとあたしの前にやって、そう言ったおじさん。
おじさんと言っても、とても優しそうで若く見える……