お前が好きなのは俺だろ?



「み―ちゃん、この人は私が担当させてもらっている上司さんでね―……」



あ、そうだ。



お母さんの上司の人だ。




何回かお母さんを家まで送って来てくれたことがあるから、見たことがあると……




……で。その上司さんがなぜに我が家に?




とにかくどうでもいいから、早く部屋に上がりたい。




傷心の心を早く一人の部屋で癒したい……




「実はお母さんね、この人と再婚しようと思ってるの~♪」



「へ――……って!再婚!?」



まさかの言葉に、凄い大きな声を出していた。



さ、再婚って……



「突然驚かせてしまってごめんね」



そっとあたしの前にやって、そう言ったおじさん。



おじさんと言っても、とても優しそうで若く見える……



< 21 / 424 >

この作品をシェア

pagetop