動化家2
闇の顔~ラジス~
林檎とリリは船に乗り魔法省へ向かった。
リリ「目を覚ましなさい!」
林檎「覚ましてるわよ!あんたが当主様なんて有り得ないんだよ!」
林檎はリリをビンタした。
リリ「林檎ちゃん…。」
林檎「気安く呼ぶな!」
数分後、魔法省に着いた。
林檎はリリをロープで引っ張り、中に入った。奥に進んでいき、黒い扉の前で止まった。
林檎「連れてきました!」
?「入れ!」
扉を開けると、サラ達のチームと1人の男がいた。
袋が取られて、リリは周りを見た。
リリ「誰!」
ラジス「私の名は、ラジス。聞いた事ないか?」
リリ「あのラジス?」
ラジス「思い出したか?私は、魔法省にいる優秀な魔法使いだけを集めてチームを作っている責任者だ!この事が何度かバレて死刑になるはずだったが権力を振りかざして、無罪だ!しかし、前みたいに外には出れなくなった!それで、お前に頼みがある!このチームの一員になれ!」
リリ「お断りよ!」
ラジス「そう言うと思った!」小さなモニターが来た。
そこには、シューケルとガロと神様達の姿があった。
みんな縄に首を入れられていた。
ラジス「もし断るなら、今すぐにでも台をどけて、全員皆殺しにする!」
リリ「卑怯者!」
林檎「ラジス様に悪口を言わないでくれるかしら?」
ラジス「さぁ、どうする?」
林檎「わ、分かったわよ!」
ラジス「いい返事だ!お前がリーダーのリリチームに入ってもらう!メンバーはお前が選べ!魔法省には、刹那の事をちゃんと返したと伝えたから死刑になる心配はない!」
リリ「みんなをどうするの!」サラ「私達みたいなチームに入ってもらうのよ!いい戦力になるわ!」
ラジス「メンバーは、ここから右に曲がった赤い扉の中にいる!100人いるが、選ぶのは10人だ!残ったやつは死刑にする!証拠隠滅だ!」
リリ「分かったわ。」
林檎「選んだら、連れてきなさい!」
リリはドアから出て、赤い部屋へ向かった。
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