動化家2
呪いの紋章
リリはその後から目を覚まさなかった。首には満月のような紋章が刻まれていた。長老「呪いの紋章だ。」ライカ「呪いの紋章?どうやったら治るんですか?」長老「奇跡の実しか治せない。」ライカ「ないんですか?」長老「あぁ……。」ライカ「リリちゃんは死ぬんですか?」長老「死ぬ訳じゃない。ただ、今後、さっきのやつが来たらリリちゃんはあやつられる…」ライカ「奇跡の実があれば消えるんですか?」長老「そうだ…。貴重だから、ないんじゃ…。リリントの長老は持ってたはずだが、今何処に居るのか分からない。」ライカ「私、探してきます!」リリは目を覚ました。リリ「私に残された日は明日まで。明日までに町を元通りにしないと私は家から追放されて友になった子は消されるの。ライカの力もいるから手伝って!」ライカ「リリちゃん。気持ちは分かるけど、リリちゃんの首の紋章を消さないと!」リリ「呪いの紋章がついたのね。」長老「わしもリリントの長老を探すのを手伝う!」リリ「いいの。これは報いよ。私は、どっちにしろ生きててもいい人じゃないから。」ライカはリリをビンタした。ライカ「リリちゃんのバカ!そんな人、居る訳ないでしょ!」リリ「ごめんね。」ライカはリリの手を引っ張った。リリは手を離した。リリ「ありがとう。でもいいの。私の目的は町を元通りにする事だから。」リリは魔法でリリントに戻った。ライカ「長老…。」長老「心配なんだな。リリントの長老はわしが探す。1日じゃ見つからないが必ず探すから、お前はリリちゃんを手伝ってやりなさい。」ライカ「はい。必ず探して来て下さい。」ライカはリリの後を追った。
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