動化家2
最大限の魔法の力
リリは魔法を使い木を運んで釘を打った。家がたくさん完成した。ライカ「リリちゃん。私も手伝う!」リリ「ライカちゃん……。ありがとう!木をたくさん切ってきて!」ライカ「分かった!」リリはライカを見ていた。赤の魔法使いは、人間の力を見るのも仕事だった。リリは小さな声で唱えた。リリ「ハートに眠りし力よ。我に示せ!」ライカの心臓は金色に輝いていた。リリ「これは…。魔法の素質がある人間。世にも珍しい金色の輝き…。」リリはびっくりしていた。ライカ「リリちゃん?」リリ「あっ!木、ありがとう。ねぇ、ライカちゃん。切ってきた木を宙に浮かせてくれる?」ライカ「無理だよ!魔法使いじゃないし。」リリ「木に集中して、浮かべって想うだけでいいの。想いが通じたら木は光るわ!」ライカ「やってみる。」ライカは木を集中して見た。目に力を入れると、木が浮いた。ライカ「すごい。私…魔法使ってる。」腰を抜かした。リリ「やっぱりね。最初から気づいてたわ。あなたには何かしら力があるって。どう?動化家に一緒に家族として住まない?」ライカ「私が?もっと勉強したい!」リリ「そう…。これは私とジオラってゆう当主様にしか使えない魔法でね。力がある人間がいたら動化家に迎え入れていい魔法なの。そのかわり代償として人間触れると動物になるけどいいかしら?」ライカ「構いません。」リリ「分かったわ。」リリは魔法で赤い水晶を出した。水晶に手をかざして唱えた。リリ「我、赤の魔法使いリリ、人間に魔力がある事に気づいた。よって、ライカを動化家の一員として迎える。動化家の証を出しなさい!」赤い水晶は強く光り空までも赤く染まった。すると、綺麗な妖精が出てきた。ココ「私は、赤の魔法使いリリ様のしもべのココです。あなたがライカ様ですか?」ライカ「はい。」ココは赤い小さな水晶が入ったブレスレットをあげた。ココ「光栄な事よ。あなたは、赤の魔法使いの弟子として認められたわ。」ココは空へ消えて行った。リリ「良かったわ。これで私達は家族よ。」ライカ「私…頑張ります。」リリ「新人歓迎として一週間は動化家ならではのイベントがあるわ。参加するといいよ。称号が貰えたら偉くなっていって、最後には当主様の争奪戦に参加出来るわ!」ライカ「分かった!たくさん頑張って当主様になる!」リリ「今は家を手伝って!」ライカ「分かった!」リリとライカは魔法で1日かけて家を建てた。夜になって2人は疲れて寝てしまった。
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