動化家2
地の村~サイバ村~
リリとジオラはライバの船に乗り込み、隣島のサイバ村へ向かった。ジオラ「島を救うとは、どうゆう意味ですか?」ライバ「黙ってついてこい!もう3年も当主様を待ったんだ!島を救うだけじゃなく人間関係も救ってもらう。」怒っていた。船は、サイバ村に着いて船を止めた。リリとジオラとライバは船から降りた。サイバ村のみんながいた。ライバ「島の問題をわしらからは言わん。お前たちで島の問題を探して救うんじゃ!」町のみんなはバラバラになった。ライバ「みんなは人間不信じゃ。お前たちは問題を解決するまで返さん!」ライバも何処かに行ってしまった。ジオラ「頑固ジジイ!俺は、心当たりがあるから先に行動する!」ジオラは家に一軒一軒、訪ねる事にした。リリは木の影に座って木の枝を使って地面に絵を書いていた。すると、おばあさんが来た。おばあさん「何を書いているんじゃ?」リリ「これは、私の夢。」おばあさん「夢?」リリ「うん。私の夢は、罪人を幸せにする事と町の平和なの。おばあさんの夢は?」おばあさん「わしかい?夢を見せてあげるから家においで。」リリはおばあさんの家に行った。おばあさんの家の中は少し古い家でたくさん写真があった。おばあさんは写真を取り出して見せた。おばあさん「わしの夢は息子が探している人を探す事。」リリ「やっぱり、見覚えあると思った!おばあさんの息子さんの名前は、ロイだよね?」おばあさん「何で知っている?」リリ「昔ね。ここで、ロイと遊んだ事があって、ロイは病気を抱えていて、でも遊ぶのが大好きで…。」おばあさん「あんたがリリちゃんかい?」リリ「はい。」おばあさん「これはロイからの手紙よ。」手紙をリリに渡した。リリは手紙を読んだ。
| リリへ |
またいつかリリに会いたかったな。僕、病気でもう長くないんだ。だから、最後に1つリリに頼みたい事があるんだ。この青い薔薇を家の周りに植えてほしい。 | ロイより |
手紙の中に種が入っていた。リリはそれを取り出し、スコップで土を掘り、種を植えた。
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