家族☆ごっこ★
「もうやめよう。いいの。」輝紗貴は笑った。

「可愛いんだもん。新しい恋なんてたくさんあるよ。
私みたいなのだって がんばってるんだしね。」

思わず おどけてみたら
輝紗貴が爆笑した。

「ここちゃん最高~~。」

本当にきれいな子だと思った。
よく見かけるうわべだけじゃなくて…きっと輝紗貴は
心の中もきれいなんだと確信できた。


どうしてこんな子がふられたんだろう。
その子もよっぽどのことがあったんだろうな。

私が男だったら絶対嫁にするわ。


輝紗貴はとバトミントンをして久しぶりに笑った。
笑って笑って
はっと気づいた。

こんなに笑ったこと今までなかったかもしれない。


「どうしたの?」

「私ね こんなに楽しかったの生まれて初めてかも。
友達ってあんまりいなかったから。」

輝紗貴はニッコリ笑って

「私も楽しかったよ。また会ってくれる?」

別れ際にアドレスの交換をした。

「あさって向こうに戻るけど また絶対に会ってね。」

「もちろんだよ。」


近づいてきた輝紗貴はいい香りがした。



< 130 / 271 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop