家族☆ごっこ★
「あ・・・・・。」

声がして私は振り返った。

光が立っていた。

「琴子ちゃん 大丈夫信頼できるから。」

光はすごく怪訝な顔をしていた。

先輩に近づくなってあれほど言ったのにとか
何でここにいるんだって…

多分そんなこと考えてる。


「輝紗貴…どうしてる?」

「ああ…たくさん恨みごと言われた。
いつになったら…あいつに気持ち伝えるんだ?」

「伝える…のは無理だって。
ずっとずっとその時をうかがってるけど
やっぱり…ダメだ。勇気ないし。」

「おまえら見てるとイライラするな。」

光は先輩に対して完全なタメ口で私は驚いた。

「何のために…俺が身引いたんだって…。
ピエロ演じるつもりは ないからな。」

「輝紗貴はおまえを必要としてるんだぞ。」

「俺?ほんとにそう思ってる?
おまえら二人アホだな。」


私は光の口調にヒヤヒヤしていた。

「素直になれや。勇気だせや。
おまえの言葉でしか輝紗貴を気づかせらんねーだろ。」

先輩は黙り込んでしまった。

「行くぞ。」

光が言った。
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