家族☆ごっこ★
クラスの女子とは美鈴のおかげでずい分と
打ち解けて帰りまでには話せるようになった。

「ありがとうね。美鈴のおかげで
緊張してたけどなんとか一日目が終われた。」

「よかった。私もね 転勤族でけっこう大変だったの。
だから転校生の気持ちわかるの。」

「ありがたいわ。ほんと助かったもの。
これからも仲良くしてね。」

「私ね最初っから思ってたの。
琴子とはけっこう合うような気がする。」

「実は私も…。本当は人みしりなんだけど
美鈴には大丈夫だったもの。」

「携帯とか持ってる?」

美鈴とアドレス交換をした。


「美鈴。」教室のドアに男子が立っていた。

「あ これから委員会なの。また明日ね。」

スカートをひらりと揺らして
跳ねるように男子のところに走って行った。

「あれね 美鈴の彼氏だよ。」
後から他の女子たちに声をかけられた。

「彼氏?」

「お似合いでしょ?隣のクラスの子でHR委員なんだよね。
中学からずっと付き合ってるんだよ。」

あまり背は高くないけど 髪の毛ツンツンで
今風な彼氏のようだった。

「彼氏か~~うらやましいな~~。」
思わずぼやくと 他の女子たちも大笑い。

「尾坂さんって面白いね~~。」

けっこう楽しそうかも学校・・・・。
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