【完】あなたの傍で・・・何色に染まりますか
「アヤ…どうした?」

『あ…あのね。潤のことなんだけど…』

「ああ。そのことか。昨日は潤さんすっげぇきれてたけど
 なんかあっただろ。
 昨日の夜、俺呼び出されてアヤのこといろいろ聞かれたぞ。」

『いろいろって?』

「お前さぁー。潤さん以外に男いるだろ。
 だから、潤さんとのこと内緒にしてるのか?」

『ちっ違う。潤しかいないもん。』

「潤さん、昨日電話してもつながらないし、絶対に実家から帰ってきていると思われる時間にお前の家に行ったらしいぞ。
家は電気ついてるのに、電話に出ないし、チャイム鳴らしても出てこないし、駐車場にはしらねぇー男の車が止まっているし・・・ってキレてた」

『うっそ…潤さんうちに来たの?』

「そりゃそうだろう…自分の女が連絡とれなきゃ心配するだろ。」

『ごめんなさい…私、昨日は疲れて、8時過ぎにソファーで寝ちゃって』


「はぁー?何だそれ。それで、潤さんキレてたのかよ。こっちの身にもなれよ。昨日は最悪だったんだぞ、
 俺なんか、久しぶりに吐くまで飲まされたんだから…
 何しろ、ちゃんと潤さんに会えよ。

 多分、今一人で事務所にいると思うから…」


『うん。今から行ってみる…』


私は、達也から潤がおこっている原因を知ってびっくりした…

それに、車が私の家にあったら、勘違いするよね。


私は、兄との約束を破ることにした…

潤の所まで、車を出したのだ。



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