ありきたりな"恋"
ぎこちない会話でも先生と一緒にいられる時間ができただけで
それだけで私は十分。
「よし。終わった。」
「ありがとー。また頼んじゃって。」
「いえいえ。また何かあったら言ってください!」
「ありがと。栗原さんには頼りにしてるよ。はい、ご褒美。」
そう言われてもらったのはピンクのあめ玉。
「あ、ありがとうございます。」
「またよろしくねー。」
そう言って先生は私の頭をぽんぽんとした。
ドキン―――――
先生の優しい手が私の頭をなでる。
先生への想いが膨らむ。