年下男子にご用心!?
はあっ・・、痛かった。

この人はSなのか??
え?そうなのか!?!?!?!?

疑問符多めで考えていたら、私の乱れた髪を優しく直してくれる。


「先に言っときますが、俺の想いは相当デカイですから」

「あ、はい」


真剣な表情で言う元村漣次の言葉に、思わずかしこまってしまう。


「翠さん」


ん?ニコッとどうしたの?


「キスしてもいいですか?」

「まだダメっ!」

「なんで」


シュンとしちゃった元村漣次に思わず、胸キュン!?


―――チュッ・・・。


「元村君、何で!」

「まだって言ってたので今かと」


なぁぁぁあっ!!!!
すごい解釈ね!

でもまた破格の笑顔を見せて、元村漣次はキスを落としてきた。


――――――後日―――――


「あ、そうそう元村君。何で阿部君たちとは飲みに行くのに、あの子たちとは行かないの?」

「あぁ、給湯室で話してましたね。翠さんが好きだからです」

「え!ま、まさか、それだけ?」

「他に何が?それよりも・・・翠さん、可愛いです。顔、赤くなって」


更に赤面した翠なのだった。


★おわり★
次はオマケです!


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