年下男子にご用心!?

戸惑いの朝

「ちゃん・・・千佳ちゃん?」

「ぅん・・・?あ・・・・」


大雅が寝るまでのつもりが、どうやらこのままここで寝てしまった様だ。

ベッドに顔を乗せてる私を座って見下ろしてる大雅。


「おはよう千佳ちゃん」

「おはよう大雅・・・具合は?」


顔を上げて聞くと微笑んで頷く。


「うん、いいよ。今、計り中」

「そっか」


どうやら、大雅も起きたばかりの様だ。
テレビ下のレコーダーを見ると、もう少しで7時半。


「それより、千佳ちゃん大丈夫?カゼ引いてない?」

「大丈夫よ、平気・・・」


そこで、体温計が鳴り取り出す大雅に、思わず立ち上がる。


< 177 / 218 >

この作品をシェア

pagetop