だって好きだから
あんたら、度が過ぎてるって。
アイツが調子乗るのは
こういうのが原因なんですぅ。
「芹奈、とまらないで行くよ」
ボー然と立っている芹奈を
引っ張って、人ごみから
教室へ入った。
「アイツが、いっつも通行の
邪魔になる、あんな所で騒ぎを
起こさないでよね」
パンパンとブレザーを整えると
荷物をかけた。
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「ぐんた、いい加減に
起きろ!」
五時限目。クラスメイトの
‘ぐんた’こと郡内武が
怒られた。
「さーせん」
謝る気なんてあったの?
ぐんたは注意をされて3分も無い
うちに寝ていた。
「じゃあ、この問題・・・」
数学の先生は嫌い。
すぐにあててくるから。
数学だいっきらいなのに・・・。
「じゃあ――」
