面倒臭がり屋の恋!?(仮)
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「ん~…!」
日曜日・10:00a.m.
私は温かな日差しで目を覚ました。
「いっ…たぁー!」
起き上がると同時に、頭に鈍器で殴られているような激痛が走った。
やばい…飲みすぎた…。
昨日。
秀美に誘われて、そのままバーへと移動した私達。
そこで日頃の鬱憤を撒き散らし、秀美の鬱憤も撒き散らされ、酒癖の悪い秀美に解放されたのは深夜ごろ。
秀美に強引に飲まされたおかげで、かなりの二日酔いに襲われる。
「あーもう…秀美の奴…覚えてろよー?」
若干、秀美に対する怒りを出しつつ、私は浴室へと向かった。
昨日、帰って来てからお風呂に入っていない。
春と言えど、私は汗をかく方なので、肌がべたべたで気持ちが悪い。
そうして私はお風呂に入り、さっぱりさせたのであった。