そして眠りに…
『これで解ったでしょ、これは都々子
この私の思い出。
そうして貴女は
その思い出を
うんざりし始めた。
思い出をね』
「…」
『だから、もう
思い出は見せない。
勿論これからの
思い出に成るであろう
未来も見せない』
笑いながら話す。
もう抵抗も反論も
出来ず、黙って話を
聞いてる。
聞いてると言うか
なんとなく言葉が
自分を通り過ぎて
いってる感じ。
『その時を私は
待っていたのよ!
都々子』
えっと思った瞬間
白い影の都々子は
私の身体の中に
入ってこようとした。
嫌だ!
嫌だ!
嫌だ!
嫌だ!!
「私は私よ!
貴女なんかの自由には、させない。
私に入ってこないで、
出ていって」
とっさに私は、
部屋から飛び出し
裸足のまま
玄関から外に…