俺様アイドルの甘いキス
「……お前、何回遅刻すんだよ。」
いきなり耳元で、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ひゃあっ!!」
と、叫びながら遠ざかろうと思ったけど……
いつの間にか私の身体はガッチリ捕まっていて、身動きがとれない。
「あ、青葉くん!!…ちょっ…///」
顔がブワッと熱くなり、腕から逃れようとジタバタする。
「なに?俺から離れたいの?」
フッと不敵な笑みをこぼす。
ドクンドクンドクンドクン…////
鼓動がドンドン速くなっていく。