俺様アイドルの甘いキス
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「はあ……はぁ……はぁ……」
青葉くん達から完全に見えない所まで走り、私は息が切れそうになった。
「赤城、大丈夫か?」
走ったばかりなのにケロッとしている緑川。
さすがサッカー部……体力あるなぁ…
「…ところでどうしたんだ?急に走ったりなんかして……」
「はあ……ご、ごめん…ちょっと私情があって……とにかくあそこから離れたかったの…」
ていうか、私体力無さすぎだろー!!
自分の体力の無さにガッカリする。