俺様アイドルの甘いキス




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レストランを後にし、青葉くんは私を車へうながす。




高級そうな車へ再び乗り込み、必然的に青葉くんと隣になる。




「…今日は、本当にありがとう」




さっきのキスが忘れられず、熱くなる顔を下へ向けながら呟く。




「別に礼はいらねえよ。逆につき合わせて悪かったな」




優しい声色でそう囁き、私の手にその大きな手を重ねる。




な、なんで…こんなに優しいんだろ////




ドキドキと速まる鼓動…




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