俺様アイドルの甘いキス
「なんか…立て込んでるっぽいし、他のところに行こうよ。」
私は、目をキラキラさせてる里沙子に言う。
「なに言ってんのさ、志穂!!こんなチャンス、めったに無いんだよ!?」
「チャンスって………?」
なんか…嫌な予感がするんだけど……。
「もっちろん!サインを貰いに行くチャンスだよ!」
やっぱりーー!!!!
里沙子は、私のうでをガシッと掴んで歩き出す。
「ちょっと、里沙子!私はサインいらないよ~!」
「いいから、一緒に行こうよ!」
里沙子は、私の言葉も聞かずにドンドン歩く。