100%のキセキ





食べ終わって、食器を洗う竹ちゃん。


私は竹ちゃんの後ろ姿を見つめる。


「よし!」


竹ちゃんが急に振り返るから、思わず視線をそらしてしまった。


「瑠衣?どした?」


竹ちゃんは、私の隣に腰を下ろした。


「何でもないよ」


私は抱きしめられる。


「嘘はダメだよ」


竹ちゃんはニコッと微笑むと、私を押し倒した。


私たちの体は静かにソファに沈んでいく――。





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