F組探究部




刻「んっ?今の声…、」
浅「えっ?」
刻「いや何でもない、話ってなんだ?」
浅「はい、慧君の妹は多分慧君と双子です。」
刻「はぁっ?」





「「はっ!?」」






浅「そうでしょ、慧君?」
慧「さすがだね。菰は不良従えてるだけある。」
浅「別に従えてるわけじゃ…、じゃなくてっ!!!何でこんなまどろっこしい事したの?」
慧「バカだったら困るじゃんよ、いつまでたっても麗を捜せない…、だから」






「「はぁ?」」






折「なるほど、俺達は試されてたわけだな。」
慧「ごめんなさい。テヘッ☆」





「「はぁっ!?」」






話を聞いてびっくりしてフリーズする皆。
確かに小学3年生に試される高校生なんていないに等しいから。
浅井は刻絵に捜索をお願いし慧を見る。



浅「話してくれる本当のこと。」
慧「菰お姉ちゃんが言うんなら゚。+゚*。*」
((キャラ変わりすぎ…))



とりあえずベンチに座り(きれないが)。
慧の話を聞く。


慧の話によると慧の家族は両親と双子の4人家族だったがお父さんが他界してしまった。
しかもどこから湧いたのか借金も見つかったらしい。
お母さんの力では返済できない額らしく怖い男の人が何かとまとわりついて来るようになった。
それに重なる時期に麗が失踪したらしい。




鈴「なるへそ…、」
千「取り立て屋的な人達だったのか…?」
藤「俺にはただのヤンキーに見えたぞ?」
和「多分どっかの組が金融屋みたいなのをやってるんだよ。」
慧「???」




慧には少し難しかったらしい。
首を傾げている。そんな彼に皆はただ大丈夫だと言うしかなかった。
多分皆は薄々気付いていた。
これは自分たちが解決出来るような簡単な事件じゃない事を…、





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