F組探究部

捜査開始




ヒートアップしたプロレス大会から疲れた先生が前線離脱してきた。へとへとの先生は浅井の隣に来た。


「あ゙あ゙ぁ、疲れた…」
「お疲れ様です。」
「本当に、何であいつらあんなに元気なんだぁ若気の至りか?」
「皆はいつもの事ですよ。」
「マジかよ!?浅井も大変だな、女1人で。」
「まぁ、8割ぐらい大変ですけど…大切な仲間だと私は思ってますよ。」
「大切な仲間…」


[皆大切な仲間だよな!雅樹!!]


「隆史…」
「何か言いましたか?」
「あっいや何でもない。ほらっお前達もう帰りの時間ださっさと帰れ。」
「「はぁ〜い」」
「……?」


一瞬岸太先生が何かに怯えたような感じがした。考えていると千葉が声をかけた時に我に返り部室を後にした。

翌日刻絵の事を聞くため礼宝院を部室に招いた。一週間前に姿を消して連絡も出来ない状態らしい。なぜそんな事件を高校生らにやらせるかよくわからなかった。



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