ミルキーはあなたの味<短編>
先輩を見ているだけで幸せを感じれたのに、今日は先輩があんな近くで私と話してくれた!



それだけで、もう一生の運を使い果たした気がしてしまうからこわい。



先輩はきっとこの甲子園でどっかにスカウトされて大学でも野球を続けて、いずれはプロになるんだろうなぁ~



そんな事を考えて先輩をまた遠い存在にしていたのは、なんと自分だけだった事、この時はまだ予想もしてなかったよ。



この日先輩が考えていた事なんて。



もっと早く教えてくれれば良かったのに。
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