ミルキーはあなたの味<短編>
先輩は、色々なことを話してくれた。



先輩、私の存在、知ってくれてたんだね。



私はたまに先輩の練習や練習試合を見に行ってた。


でも、他の先輩のファンの人たちは、毎回の様に来てて、先輩の事追っかけてたんだって。



でも、たまにしか顔見せない私を覚えててくれて、私が来ない日に限って試合で負けちゃう事もあったんだって。



一度、先輩に手紙を渡した事があった。直接じゃないけど、同じ一年の野球部に頼んで。



内容は、告白とかではなかった。



先輩へ。

野球楽しそうにやってる先輩をみると元気になります。


これからも頑張って下さい。


   
夏。




こんな感じの内容だった。


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