幼なじみじゃイヤなんだ。 Before
「俺、先に行くわ」


「え?流瑠?待って…私も一緒に……」


「桜はそいつと一緒に行けばいいだろ?小学生じゃあるまいし、いちいち俺に合わせんな!」


「…」






気が付けば、イライラが抑えられず、また冷たく桜に接していた。



何か言いた気な桜を残して、俺はその場を立ち去った。

< 44 / 115 >

この作品をシェア

pagetop