love to you
小さい、細い腕が、俺のズボンの裾を掴んでた。
「そうやってちゃんと声出せ。黙るな」
『…別れてない?』
「別れ話した記憶ないけど」
『ん』
「立てる?」
『うん…ごめんなさい』
「そうやってちゃんと声出せ。黙るな」
『…別れてない?』
「別れ話した記憶ないけど」
『ん』
「立てる?」
『うん…ごめんなさい』