だから何…。

立派な大人になりたい!



死んでたまるか!



そんな感情が37才の俺を作り出したのか…



どうせ夢なら…



成功する夢が良かったな…


仕方ないか…


いまさら…



「母ちゃん…そろそろ行くわ」



母ちゃんは泣き崩れる…


所詮…


俺が作った幻想…



現実は解らない…



でも泣いてくれたはずだ…


それは自信ある。



俺は満面の笑みを浮かべ…


目を閉じた…。



END
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