つよがり姫に振り回されて
翌日から、めまぐるしい忙しさに追われていた。
毎日のように話し合いが行われ、必要な物の制作。
少しずつだが、出来上がってきている。

今年のミニ夏祭りは希望制の肝試し、花火、出店を行う事になった。
出店は地域の方に任せる事になっている。
花火もお願いしてある。
あとは…

「肝試しか…」

なんで、こんなに面倒な企画をだしたんだ…
事前のアンケートによって、決まった物だ。

「みんなそんなにやりたいんすかね?」

「さぁ?こういうのはリア充とかふざけたやつがやるもんだからね」

「そっそうすか」

先輩、妙に気持ちこもってるんすけど…

「でも、肝試しって作るの大変なのねぇ」

「そうっすね」

「こんな数人で作れるのかしら?」

「そうだよねぇ。この人数でやるのって限界ありそう…」

確かに一理ある。
この数人で、肝試しを作り上げるのは難しいだろう。

「…助っ人必要っすね」

「そうだな。だけど、誰に?」

「…会長とかかしら?」

「あれは面倒なのでいいっす。…参加しない人にやってもらうのはどうすか?肝試しの裏側体験とか言ってやれば、結構集まると思うし」

「広瀬君…めっちゃいい案じゃない!!それなら非リア充でも楽しめるし」

「はっはぁ…」

「じゃあさっそく、募集出しましょう。明日それを配布してもらいましょう」

「そうだねぇ」

それなら、出来るかもしれないな。
…あとで梨沙に報告しなきゃな。
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