つよがり姫に振り回されて
生徒会室


「まだいたのか」

「居ちゃ悪いか?」

「別に悪いわけじゃないけど」

また寝るんじゃないかって心配になるんだよな…

「また寝るんじゃないかとか思ってるのか?」

「ええっ!?」

「その顔は図星か。そんな事は二度としない。大丈夫だ」

「そっそう…」

「で、今日の報告は?」

「あぁ。肝試しの事なんだが、生徒に制作を依頼することにした。その方が早く終わるからな」

「そうか。じゃあ「梨沙は手伝ってくれなくていいから。ややこしくなるし」

「なっなんでだ!?私も何か手伝いを…」

「しなくていいから。つか、毎日待ってくれなくていいから。少しは休んでろ、なっ?」

いつもいつも、俺がここにくるまでいる。
よほどこの企画が心配なんだろう。

「でっでも…」

「いつも頑張ってるんだから、少しは休憩しなよ。じゃないと体もたないだろ?」

梨沙がこの企画を心配してる気持ちと同じくらい俺は梨沙を心配してるんだから…
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