永遠の愛
「別にセンセーって思わなくていいよ」
「でもセンセーはセンセーじゃん」
「その響だけねー…。ここだけの話だけど、教師になろうって思った訳じゃない。英語がただ好きでさ、留学してその結果を残したかっただけ。それで辿りついたのが教師だった」
ホントにそうだった。
別に子供の頃に教師になりたいって思ってた訳じゃない。
むしろ、絶対にならないって思ってた。
「けど、凄いねセンセー。夢があるのって素敵」
「天野さんは?何かあるの?」
「私は美容関係」
「美容?」
「そう。ネイルとかメイクアップアーティストとか」
「へぇー…凄いじゃん。天野さんに似あってると思うけど」
「でも…私には無理」
「何で?」
「私…彼氏と別れたの」
「え?あの5歳上って言ってた?」
「そう…」
そう言った天野さんはさっきよりも布団を深く被り顔を塞いだ。