永遠の愛

葵はご飯なんていいよって言うけど、さすがに20時21時までなんて空腹で待たせられない。

それに、私自身も香恋ちゃんと一緒に食べれる事がなにより嬉しくも思う。


夕食準備に取り掛かりながら香恋ちゃんと遊んでた。

アニメのテレビを見たり、お絵かきをしたり一緒に遊ぶ事が、香恋ちゃんより私の方が嬉しかったりもする。


一人で居る時間はやけに長いのに、こうやって2人で居るとあっと言う間に時間は過ぎ去り、その時間に追われる事だってある。


…葵って、凄い。


だからママの偉大さを感じたりもしてみた。


18時半を差しかかった時、作ったハンバーグとポテトと味付けをした人参。

そしてコーンスープとご飯をテーブルに置く。


「うわぁー!!きゃはっ、」


そう可愛い奇声を上げるのは香恋ちゃんで、椅子に座布団を敷いた上にチョコんと座る香恋ちゃんはフォークを持って、ハンバーグをツンツンとした。


「香恋ちゃん自分で出来る?」

「うん!!」

「すごーい。偉いねぇ」


クシャっ頭を撫でると香恋ちゃんは蔓延の笑みで私を見る。

その笑顔がなんとも言えないくらい可愛くて仕方がない。


「みぃちゃん、翔くんまだ?」

「うーん…何時だろうね。20時くらいかな」

「…はちじ?」

「うん、その時間くらいかな?」


首を傾げる香恋ちゃんに時計を見せながら20時を教える。


「みぃちゃん、翔くんの事すき?」


突然何を言ってくるんだろうと思った私は香恋ちゃんを見ると、香恋ちゃんは嬉しそうに私を見てた。


「え、うん。好きだよ」

「いっぱい好き?」

「うん。好きだよ」

「香恋もすき」


その言葉で思わず苦笑いが漏れた。

食べ終わった頃にはもう19時を過ぎてて、お腹いっぱいになった香恋ちゃんはソファーで寝転んでウトウトとし始める。

片付けをし、香恋ちゃんの隣に腰を下ろした時、ガチャ…っと聞こえるその音で、香恋ちゃんの身体がいっきに飛び起き、ビクンと私は身体を震わせた。
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