永遠の愛
「すみません、なんか…」
「別にいいよ。諒也から言われてたから。美咲ちゃんが探してるからなんかねぇのって、」
「そっか…」
「働くかどうかは美咲ちゃん次第だけど。それに働く事に関して、翔さんはいい様には思ってねぇだろ?」
「ま、まぁ…そうですかね」
思わず苦笑いをした私に、先輩はクッと口角を上げて微笑む。
「んー…もし、その中になかったらココでもいいよ?」
先輩はその微笑んだ表情のまま建物を指差す。
「あー…ちょっとそれは遠慮しときます」
「そう?」
「いや、だってほら。なんか私居ると恨まれそうだしね」
苦笑い気味にそう微笑んで、私は視線を中に入っていく子達に視線を追う。
行きかう人達は私達を見つめ、不思議そうに視線を送る。
別に興味がないって子も居れば、頬を膨らませて怒ってる表情を見せてくる子も居る。
それだけで、先輩が相当人気があるんだって事がすぐにでも分かる。
ここにいちゃ、私…
みんなの標的になるに決まってる。