スターと私の恋♥③【番外編②完成】
「う~ん…この時間になると、

居酒屋しか開いてない」


頭を掻いた透哉。


「いいんじゃない?たまには」

微笑んだ私は、

透哉の腕に掴まった。


・・・・

透哉のもう一つの腕を

小さな男が、掴んでいた。

「だ、誰?」

私は透哉に聞いた。


「オレだって知らないよ」

透哉も首をかしげている。


私たちは、男のを見た。

「僕、名前は?」

私の問いかけに笑顔を見せた男の子。

「ボク、透馬って言うの」
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