天神学園高等部の奇怪な面々22
起きて早々鼻血というスペシャルバカを除いて、皆が気持ちのよい目覚め。

朝食の準備も段取りよく進むというものだ。

料理上手な和音と小夜が、昨夜多めに炊いた白飯と残った岩魚の塩焼きを使って、おむすびを作っておいた。

それと味噌汁を作り、生徒達の朝食とする。

「空気も美味しいしご飯も美味しいっ」

ご機嫌の体でおむすびをパクつくカリナ。

「…早朝の山での朝食…リオネは気に入った…」

エリーに分け与えながら、おむすびを口に入れるレオーネ。

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