天神学園高等部の奇怪な面々22
夕方になる頃。

「!!!!!!!」

テントの設営場所にいた生徒達は驚愕する。

いなくなっていた翡翠が、レオーネや八重と共に山奥から戻ってきたのだ。

超デカイ猪を引き摺って。

「喜べ貴様ら。デカイ猪が獲れたので貴様らにも分けてやる」

何食わぬ顔で言う翡翠。

てか、最早猪レベルの大きさではない。

殆ど牛だ。

「今夜はシシ鍋だぞ」

不敵な笑みを浮かべる翡翠。

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