あなたを好きになれたから 
「そう。
いっつも、一生懸命で。 自分のことは後回し… ホントに可愛いと思った。自分の気持ちをしっかり伝えてくれた平野さんのおかげで、
俺も自分自身と向き合うことができたんだ。
でも…ごめん。
あの時は、気持ちと行動が伴わなくて…
平野さんが夜景を見て流す涙がホントに綺麗で…
思わずあんなことを…
最低だよね。。。俺。」


いつの間にか
涙が出て
止まらなくなっていた。

「平野さん。
こんな俺を好きになってくれて、
ありがとう。
これからの、君の幸せを願っているよ。」


江藤さんは
最後まで紳士だった…


虚脱感いっぱいの自分に 最後の力を振り絞って
歩きだした。


歩いて
歩いて


気づいたら
公園にいた。
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