黒の女


「どうした、もう終わりか?」


拓弥は無言で立ち上がり、私を睨んでいる


固唾を飲んで見守る外野


「まだ、終わってねぇよ…」


もう一度拳を振り上げて立ち向かってくるが、相手が私でなくてもかわせるスピードだ


かわしながら足をひっかける


思いっきり転ぶ拓弥を見て、外野が思わず声をあげる



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