三番街の天才ランナー



「なぁ、そろそろチームのこと考えないか?」



翔は続けた。



「チームにだって、絶対に必要な人は居るはずだ。まだまだ人数も足りないしな」



「だから、あたしを入れてよ」



「でたな唯月!まて!輝男に近づくなよ!」



「わかってる。あの時はほんとにごめんなさい。でも、あたし力になりたくて…」



「…」



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