狼少女の恋愛。
2章 初でーと。

待ち合わせ。



そして、決戦
…いやデートの日が来た。

正直言って、
那月との初デートになる。
これまで付き合って半年以上だが、
いつも那月の部屋で
話したりしただけ。

キスなんて…したことない。

っわ、私が
したいわけじゃないけど、
那月の根性なしが…!

まるで、付き合ってるのに
付き合う以前みたい。

手ぐらいはつないだことあるけど、
それも記憶の彼方。
小さい頃しかない。

……未遂はあったけど。


「おはよ~。」
「ちょりーっす☆」
「おす。」

悶々と、考えている間に
みんなが集合したみたいだ。
< 10 / 37 >

この作品をシェア

pagetop