狼少女の恋愛。
2章 初でーと。
待ち合わせ。
そして、決戦
…いやデートの日が来た。
正直言って、
那月との初デートになる。
これまで付き合って半年以上だが、
いつも那月の部屋で
話したりしただけ。
キスなんて…したことない。
っわ、私が
したいわけじゃないけど、
那月の根性なしが…!
まるで、付き合ってるのに
付き合う以前みたい。
手ぐらいはつないだことあるけど、
それも記憶の彼方。
小さい頃しかない。
……未遂はあったけど。
「おはよ~。」
「ちょりーっす☆」
「おす。」
悶々と、考えている間に
みんなが集合したみたいだ。