花畑の中で
「……いや。」

気まずそうに目を逸らし部屋を出でいった。

私はそれをただ見つめてた。

「きっと恥ずかしかったのですわ」

と微笑んだ濃姫さん

濃姫さんに着替えを手伝ってもらい濃姫さんは部屋を出ていく。

結婚してからでもずっと変わらずぎくしゃくしたままだった。

「……どうしてなのかな……」

私は仲良くしたい。

なのに……
< 141 / 218 >

この作品をシェア

pagetop