ピュアぼーい~そんなキミに傷つけられて~
彼の好きなひと
「きゃはは!ありえなくない!?マジうけるよね!!」







大親友の麻波がきゃっきゃ笑い出すのを(人工の)笑顔で聞いていると








胸が、チクっと痛む。








あぁ、この子は何も知らないのかな。









それとも、










分かっててそんなに明るく振舞ってるのかな、って。










あたし、森月エミは、叶わない恋をしてます。









絶対、叶わない、報われる事のない恋をしてしまったんです。







相手はクラスの人気者、奏悟ってコ。






身長は小さめだけど、運動は何でも1番で、勉強もそこそこ出来ちゃうひと。







明るくて、顔もまぁそんなに悪くない。







そんな奏悟の周りには、男女問わず人がいっぱい集まってくる。






あたしだってその中に入ったりするけど、









「ただの女友達」止まりで、






決して、「特別な女の子」には、なれないんだ…。


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