Loveな二人の深い関係【短編】鉄×由美
私は、先輩のブレザーを着たままで、愛美先輩にお礼を言いわたしは、2‐4の教室に急いだ。

―2‐4
ここだ。
私は、扉を開いた。

「先輩っ!」

居る訳がない。
あれから小1時間は経っている。

「いる筈ないよね。」

私は立ち去ろうとしたそのときだ。
先輩は、居た。

「先輩っ!」

先輩は、隣りに座って居たので視界に入って居なかっただけなのだ。

「由美…」

「先輩…ごめんなさい…私」

私は、頭を下げた。

「由美を好きになるための理由だから。」

「え?」

「由美は?何でOKしたの?それと同じ、じゃないかな?」

私は、やっと先輩の言った言葉が分かった。

「先輩っごめんなさい」
私は、先輩に抱き着いた
そして先輩の気持ちを疑ったことを沢山詫びた。
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