わがままハーブティーはいかが?


「失礼しました。
今後気をつけます。」


西島は反省したように深く頭を下げた。


「わかればいいのよ。
これからは気をつけなさい。」


私は上から目線で
西島を見遣った。


すると西島は、
何か言いたそうな顔つきで
私を見て口を開いた。


「わたくしも
気をつけていない
ばかりに失礼なことをしましたが、

最初に何も言わなかった
お嬢様もどうかと思いますが・・・。」


その言葉を聞いた私は、
頭の中で何かが切れた感じがした。


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