わがままハーブティーはいかが?






「聞きません。そんな理由・・・

聞きたくないです!!」




思い切り立ち上がったせいか、


テーブルにおいていたコーヒーが


まっさかさまに床へと落ち

嫌な音が部屋中に響いた。






「す、すいません。わ、わたし・・・」




涙が、床にシミをつくる。




涙を流している自分に情けなくて




気づくと部屋を飛び出していた。




















< 217 / 515 >

この作品をシェア

pagetop