わがままハーブティーはいかが?



そして、今度は私の両腕を掴み目を見つめこう言った


「お嬢様、無茶でございます。」


私は西島の目を見つめ返す



「あの方は危険です。お嬢様お一人で行くのは・・・無茶でございます。」




「何よ、執事なら黙って見てなさい!」



私は西島の腕を振り払った


「あっ、もう執事じゃなかったわね。・・・そんな執事でもないあなたに心配される筋合いはないわ!」



私はキツく西島を睨みつけた



「失礼いたしました。・・・最後までご迷惑をおかけしました。」



「どんだけ迷惑かかってたと思ってるのよ!何よ今更、いまさら・・・」


頬に生暖かい何かが伝った


ヤダ・・・私泣いてるの?








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