わがままハーブティーはいかが?

すき、好きなんだから!




私は梨緒の屋敷から出ると、玄関先でみどりに出会った




「お嬢様、お話があるそうで・・・」


みどりはそう言うと、後ろから例の新人メイドが現れた



新人メイドは目を腫れぼったくさせていた




「・・・話?」



私は、首を傾け新人メイドを見た




「わたしは席を外しますので」



そう言うと、みどりは車内へと消えっていった



取り残された、私と新人メイド


新人メイドは気まずいのかずっと顔を下げている



「・・・話ってなに?」



私がそう言うと、新人メイドは頭を下げた



「申し訳ありませんでした!わたし、私・・・嘘ついてました。」



そうわたしに告げると新人メイドは泣き出した






< 489 / 515 >

この作品をシェア

pagetop