涙音
第一章~心~


小学校の卒業式。
私はアイツと、二度と会わないと
勝手に決めた。










これ以上、あいつを好きになるのは
もう嫌だった。





校門を友達と出て
お互い別の中学校なんだ。と
改めて感じる。


しばらくすると、涙が溢れた。
(なんで、泣いてるんだろ…)


一行に止まらない涙は
私を辛く苦い想いにさせた。













それでも、新たな道を感じた。







まだ見えるはずのない
未来を感じた_____。




















< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop