ハレゾラ

「と言う事は……。咲さんは、さっきのお風呂ですごーく感じちゃって、その
 敏感になっちゃった身体をもう一度抱いて欲しい……と思ってる。正解?」


この子は何を言ってるんだか、まったくもって不思議だ。
どうしてそこまで分かってしまうんだろう。
25歳の年下くんに、認めたくはないけれど、完敗。


「……正解……」


あぁ、私って面倒くさい女だ。
普段は年上を気にしてお姉さんぶってるのに、こういう時はてんで初体験のよう
な女の子になってしまう。

普通の30過ぎの女性は、こういう時ももっと上手に切り抜けるのかしら?
これは私が今まで、セックスに対して無頓着だった罰だろうか。

駄目だ。いつまでもこんなコトばかり考えていたら、また落ち込みそう……。
ソファーからすっと立ち彼の顔を見る。そして恥ずかしがらず正直な気持ちを
口に出して言ってみることにした。
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