キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
【件名:初メール

わかりました!ご連絡ありがとうございます(@´∀`@)

      from 長嶋未唯】







あたしは返信すると駅前に向かった。


守くんと会えないなら暇だしなぁ。


まっすぐ家に帰ってもつまんないし、一人だけど雑貨屋さんでも寄ろうっと。





だけどまた携帯が鳴る。


しかも今度は伊勢谷陣からの着信だった。





どえぇぇ……?!!


あたしはまたまたガチガチに緊張する。


そして慌てて通話ボタンを押した。





―――ピッ




「も…もしもし!」


『あ、未唯ちゃん?こんにちは』


「ほぇ?!そそ…その声は佐和先輩ですか?!」


『うん、正解』





携帯から聞こえてくる声は優しい佐和先輩の声だった。


あたしは少しホッとする。




『未唯ちゃん今、暇?』


「今ですか?はい、暇ですけど」


『なら一緒に遊ぼうよ。今からこの前の工場跡地においで』


「えぇ…?!な、なんでですか?」


『警戒しなくて大丈夫、ただ一緒に遊びたいだけだから。じゃあ待ってるね』


「えぇ?!ちょっ待ってくださ」



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